スポンサーサイト






上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

姉妹ブログ
クソどうでもいいことを真面目に書きます

力を失った中央銀行






 11月30日、日本・米国・EU・英国・スイス・カナダの6つの中央銀行が協調し、米ドルスワップ金利の引き下げに同意しました。米ドルを調達しやすくすることによって、不安定な状態にある各国金融機関の体力を増強する狙いがあると考えられます。

 信用収縮が起こり、資金が不足しがちな金融機関にとっては、米ドルを調達する際の金利が下がることで財務状況のさらなる悪化に歯止めがかかることになります。

また、先進国・地域の6つの中央銀行が同意したことで、実質的に世界中が足元の国際経済状況について認識を一致させていることが明らかとなり、短期的には金融市場への不安も払しょくされることと思われます。

 

 しかし、この措置は白川日銀総裁の会見での発言にあるように、単なる「時間稼ぎ」に過ぎないでしょう。つまり、現在欧州を中心に広がる金融不安を根本的に解決し、投資家心理を改善させるまでに至ることはなく、何らかの進展が欧州サイドから出てくるまでの間、状況を悪化させないようにする程度の効果しか持っていないと考えられます。

 現在、ギリシャを中心に厳しい状態となっている欧州諸国ですが、いまだに有効な解決策を打ち出すには至っていません。各国がそれぞれ「EU益」と「自国益」の狭間で苦しみ、交渉のテーブルでお互いの思惑をぶつけ合っている以上、ある意味当然のことではあるかもしれません。




 短期的な視点では、今回の措置によってある程度は金融面の緊張は緩和されることになるでしょう。しかし、「時間稼ぎ」にも限度があります。早いうちに欧州の抱える問題が解決されない場合、それは現在の経済システムの永続という観点からみて、非常に懸念される事態なのではないでしょうか。




 6つの中央銀行をもってしても抜本的な解決策を打ち出すことができない現在の状況をみると、年々大きくなっていくグローバル経済に対して、中央銀行が太刀打ちできなくなっているように感じます。

 21世紀を迎え、様々な面でひずみが顕在化してきた現在の経済システムですが、何らかの大きな修正が必要なのかもしれませんね。
関連記事
スポンサーサイト

姉妹ブログ
クソどうでもいいことを真面目に書きます

テーマ : 株式日記
ジャンル : 株式・投資・マネー

コメントの投稿

非公開コメント

人気記事ランキング
プロフィール
かっきー

社会人一年目 頑張ります

バリュー・グロース株への長期投資が基本。少額でスイングもたまにやります。

株式と先物はマネックス証券
FXはDMM FX
CFDはDMM CFD
をそれぞれメインで利用しています。
最近の記事+コメント
最新トラックバック
カテゴリ
株式投資はやっぱり長期!とは言うものの・
投資は自己責任です。

このブログではみなさまと一緒に情報交換や勉強をしながら、お互いに投資家としてのレベルを高めていくことが目的です。

特定の銘柄に関する記事を書くこともありますが、その記事に基づく投資によって被った損失に関しては一切責任を負いません。

最終的な投資判断は、御自身でなされるようお願いします。
ブロとも一覧

資本主義の爆走~高校生が考える経済~


ブロともになる
相互リンクブログ新着記事
アクセスランキング


相互リンク募集中!
リンク集
メールフォーム

名前:
メール:
件名:
本文:

google検索
RSSリンクの表示
QRコード
QR
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。